サボってた間に読んだ本まとめ

東京奇譚集 (新潮文庫)

時砂の王(ハヤカワ文庫JA)
 著者:小川 一水

王道ハードSF。こういう時系列が激しく動く展開ってありがちだけどすごくワクワクします。面白かったことは間違いないんだけどちょっと印象薄かったのでそのうち再読したいマン。

 

 

東京奇譚集 (新潮文庫)

キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
 著者:時雨沢 恵一

人から借りて読んでみたのですが、どちらかというと短篇集というよりショートショートになるんでしょうか。一つの軸となるネタを一つの話に必ず盛り込むところがすごく星新一のアレを彷彿とさせました。あれはすごく好きだったけど、こっちはキャラが個人的にあんまり好きになれなくて惹き込まれなかったなあ…。


あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)
読了日:6月7日 著者:神林 長平

神林さんの本は哲学的な話が多くてどうしてもなかなか読み進められなくて、これも読むのにだいぶ時間がかかっちゃって内容飛び飛びで読み進めちゃいました。そして後半の息も吐かせぬ展開から一気に読み終わった後にその事を後悔するハメに…これは絶対再読するぞ。絶対だ。

 

プリズム (ハヤカワ文庫JA)プリズム (ハヤカワ文庫JA)
読了日:6月24日 著者:神林 長平

"わたしは想う、だからわたしはいる

 あなたを想う、だからあなたがいる"

今回のイチオシ♪です。死ぬほど面白いのでぜひ読んでください。新世界よりもそうだったけど、ブッ飛んだ世界・能力を論理的に突き詰めたSFって個人的にすごいツボなんですよね。これだけタッチが違う短篇集が綺麗に繋がってるの本当にすごいし読後感もサイコーでした。

 

 

早速更新サボってしまったので一気に更新しました。このブログは読んだ本の備忘録ってのもあるんですけど、読書を習慣化させるためのものっていう意図もあったりします。今のところほとんどその意図機能してませんけど。最近新しく物事を始めることが増えてきたんですけど、それを習慣化させるのって本当に難しいし、逆に自分なりの習慣化メソッドさえ作っちゃえば人生だいぶチョロだと思うんですよね。それが20年以上生きてきても出来ないから世知辛いんですけどね。

 

今月はひたすらマルドゥックシリーズ消化ロボに成り果てるよ。プロアドチェックインロボはしばらくお休みだよ。

それではまた来月に。